南米訪問団:ベレン 北伯香川県人会との交流

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南米訪問団は、6月16日深夜にベレン(Belem)に到着。
ベレンは、パラー州の州都で、人口約150万人。
アマゾン河口地域の中心都市であるこの地には、北伯(北部ブラジル)香川県人会があります。

17日に行われた県人会との交流会場には、県人約55名、来賓、訪問団あわせて約80名が集まりました。

交流会は、開拓先没者霊への黙祷から始まりました。

山本陽三会長の歓迎挨拶につづいて、知事から、メモリアルイヤーを中心に、故郷香川県の最近の話題を紹介、松本議長からは、うどんやしょうゆ豆の作り方などについてユーモアを交えた紹介と相互交流の大切さを強調する挨拶がありました。

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北伯香川県人会の山本会長は、本年度の憲法記念日知事表彰を受賞されていましたが、5月の表彰式には出席されなかったことから、当地で表彰式を執り行いました。

 

 




続く高齢者表彰では3名が推薦されていましたが、実際に会場に姿を見せたのは、高松市出身の星野静江さんのみで、三豊市出身の井口さん、丸亀市出身の岡さんは、いずれも、お体の調子もあり、代理の方の受け取りとなりました。

 

続いて、北伯からの初めての海外技術研修員である堤美穂子さんが登壇しました。

s-IMG_1394.jpgのサムネール画像のサムネール画像堤さんからは、「県の環境衛生公害研究所で学んだ細胞診断を専攻し、現在は、パラー大学で教鞭を執るほか、ブラジル各地での講演会にも出向き、若手後継者の育成に努めている。日本は、細胞診断の先進地であるだけでなく、読みの深さなどにも優れており、自分の技術の基礎は香川で築かれた。これからも、研修制度をぜひ生かしていただきたい」との挨拶がありました。 

 

 その後、水本議員の発声により乾杯が行われ、懇談に移りました。

 懇談中には、数千町歩の大豆畑で大規模農業を営まれている方、手広く小売業を営む方、医師や歯科医師一家などの映像がスライドで紹介され、県人の方々の活躍ぶりが伺えました。

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また、会場には、平成4年に香川県で研修した山本メアリー博子さんをはじめとする5人の元海外技術研修員も出席していました。それぞれが、研修したことをいかし、小売業などで着実に実績を上げており、訪問団からは、賞賛の声が上がっていました。
(写真は、平成18年度研修員武藤星野カリーナ雪(左)さんと、妹のカミーラさん)

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