国際交流

 初めに、私はYamashita Teppeiさんに面接のために会い、彼はとてもまっすぐな人のように見えました。

 しかし、その英語の個人塾での研修を始めてから、さらに理解することができました。T&Mスタジオは20年以上前に開かれ、そこの職員はTeppeiさん、Yamashita Michikoさん、とTeppeiさんの奥さんです。そして彼らはそこの生徒達がまだ子どもの頃から英語を教えているそうです。つまり全ての生徒のことを5年から15年以上も前から知っているのです。そこで、なぜTeppeiさんが生徒達のことを心配していたのかがわかりました。彼と彼の母親は生徒達を自分の本当の子どもや孫のように思い、接していたのです。私はこのT&Mのみんなが家族のような家庭的なところに感銘を受け、私もそのT&Mの家族の一員のようになれたことを嬉しく思いました。

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 私はそこで最善を尽くしました。

 一番焦点を置いたのは全ての「私の」生徒達が英語をもっと上手く喋れるようにすることでなぜなら私も子どもの頃、彼らのように英語の文法はよく知っていましたが喋ることに関しては得意ではありませんでした。文法を中心に教えましたが、彼らに楽しんでもらえるように話し方を教えたり、パワーポイントでプレゼンテーション形式で教えたり、時には手品をしたり、ダンスをしたりもしました。私の役目を果たしてここでの研修を終えることはできると思いますが、今月で終わることは心残りです。特に中学生と高校生の子達について。

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 もう一つここで言いたいことはTeppeiさんについてです。できるということを教えてくれました。いつも小豆島から高松に一緒に帰る時、私は彼とたくさん話をします。

 彼はとても頭のいい人で、たくさんいろいろな経験があるそうです。彼は仕事をすることはただオフィスや会社で型にはまった業務をするだけでなく、自分の方向性でビジネスをすること、そこで彼は彼自身の経験や考えを教えてくれ、私がこれから何ができるかできないかなど、いいアドバイスもしてくれます。彼が教えてくれたことの中で特に印象に残っているのが「25歳から30歳の間のこの5年間はあなたの人生の鍵となる期間だから、無駄にはするな」という言葉です。この言葉を忘れることはできないでしょう。確実に私はたくさんのことを学び、自分自身に何ができるかなど、視野を広げることができたと思います。

お世話になった人達に心から感謝を送ります。Yamashita Michiko, Yamashita Teppei, Yamashita Risa, Yamashita Kotarou, Yamashita Tao, MonguchiRyota, Haza Kenta, DomotoKazuki, Tanaka Mato, Yagi Kota, Furukawa Haruka, Hasegawa Yuka, Shimizu Akane,YamadaYui, Fukuoka Mieko, Miki Rieko, Yamashita Saho, Yoshikawa Aoi, Higuchi Seiki, Nagisa, Tamura Otoha, Tanaka Maya, Takahashi Sakura, Takahashi Yamato, Yamamoto Yui, YagiMiu and YagiSae.

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後方に見える山から歩いてきた一行は次第に観音寺の市街地に近づいてきました。


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やがて一行は予定よりも少し早く観音寺に到着し、副住職の羽原清祇氏より観音寺と神恵院の謂れや四国霊場八十八箇所を巡る意義をもとに宗教を越えた普遍的な心のあり方について御講話いただきました。


御講話の後、普段は入ることのできない宝物館にも案内していただきました。宝物館には涅槃像があり、大使夫人と公使参事官が跪いてお祈りをする姿に、国民の95%が仏教徒と言われるタイの仏教に対する思いを見たような気がしました。副住職のお話と言い、日本人はもっと心を大切にする必要があるのではないか、と考えさせられました。


遍路体験はここで終了しましたが、一行のうち希望者は琴弾公園の銭形を見下ろす展望台へ行き、領主のために領民が一夜にして作ったといわれる見事な寛永通宝を鑑賞しました。


今回の体験で、快く境内をお貸しいただいた大興寺と、お忙しい中にもかかわらず講話をしていただいた観音寺副住職様に改めて御礼申し上げます。


なお、5月の実施であったにもかかわらず、アイパログへの投稿が遅れたことをお詫び申し上げます。(担当)

 香川県と中国陝西省は友好交流を続けていますが、その交流がきっかけとなり陝西省の陝西工運学院介護学部の学生3人が、これから3ヶ月間、県内で介護福祉研修を行います。

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 知事公室長は、日本語で挨拶をしましたが、3人の学生さんは真剣にメモをとりながら、聞いています。日本の高齢化についても紹介し、介護が非常に大きな役割を担っていることを説明しました。

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 歓談の中では、知事公室長が「うどんは食べましたか?」などと問いかけ、学生さんたちは、日本語で「食べました」と答えていました。お寿司やてんぷらがおいしかったそうです。

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 中国でも高齢化が進んでいるものの、まだ介護福祉は広がっていないそうです。

 学生さんたちは、香川県での研修を終え陝西省に帰国した後は、省内で介護を広げていく役割を担うとのことです。 

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最後に記念撮影をしました。

 

坂道になると少し疲れた様子です。

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やがて白峯寺に到着。本堂へ向かう階段を上ります。紅葉したもみじが鮮やかでした。

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白峯寺の本堂前での集合写真

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白峯寺を出発する一行。

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十九丁を過ぎたあたり。この辺りまで来ると、疲れた人も出てきて、先頭と最後尾の間がずいぶんと開きました。

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第6回の遍路体験を11月14日(日)に実施しました。ふもとの国分寺ではまだ木々は緑でしたが、五色台山頂にある白峯寺や根香寺では紅葉が見ごろを迎えようとしていました。

今回は、東ティモール大使館からソアレス書記官が参加されました(写真右端)。前日には栗林公園を訪れ、その美しさを賞賛されました。遍路体験では健脚を披露され、全ルートを踏破されました。来日してまだ3ヶ月のソアレス書記官にとって地方を視察するよい機会であったことを願います。

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6回目を迎え、すっかり定着した文化振興課片桐課長補佐(写真右端)の講話で遍路体験を開始しました。「四国八十八箇所遍路の成り立ち」に続いて、「参拝の作法」についてわかりやすく説明していただきました。

国分寺の本堂前で写真を撮りました。今回、アメリカ8名、カナダ3名、イギリス3名、東ティモール1名の15名の外国人が参加しました。

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まず手洗いで口をすすぎ、手を洗い、身を清めます。

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弥谷寺までの約11Kmは結構遠くて大変でした。


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弥谷寺はとても趣のある寺です。大師堂に着くまでもいろいろな史跡があります。仁王門、賽の河原、金剛拳菩薩、百八階段などについて、ご住職から頂いた資料をもとに県国際交流員のジェレミーが参加者に説明をしました。


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大師堂では、ご住職の建林様より弥谷寺の歴史や弥谷参りなどについて詳しく説明していただきました。参加者は弥谷寺と弘法大師空海との関わりについて興味深い話を伺うことができました。


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本堂で参拝を済ませた後、海岸寺に向け出発しました。

一昨年の4月に始まった「外国人のための八十八ヶ所遍路体験」も、今回ではや5回目となりました。今回を含め、これまでに県内二十三の札所のうち十五の札所に参拝しました。日頃の行いがよいためか、5回とも天候に恵まれました。今回は4月下旬としてはやや気温が低かったものの、高瀬町の平野を歩き弥谷寺から海岸寺へ山越えをするには絶好の天気で、新緑のさぬき路を満喫できました。

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屋島寺から八栗寺に向かって下る遍路道はとても急ですが、全員無事にふもとまで下りました。


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昼食は八栗寺へ向かう遍路道の途中にあるうどん屋で食べました。


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八栗寺へと向かう道もかなり急ですが、みんな元気に上りました。


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八栗寺では座敷に上げていただき、副住職様の読経に続き、みんなで手を合わせました。


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読経の後、八栗寺や五剣山の由来、八栗寺にまつられている聖天さま、中将房さまについて、そして遍路全般にわたってお話をしていただきました。


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聖天さまのシンボルとなっている大根を指差しながら、拝めば健康で金持ちになれると説明してくださいました。


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この日、八栗寺よりお接待もしていただき、参加者に甘酒が振舞われました。とてもおいしい甘酒でした。


今回の遍路体験も天気に恵まれ、無事終了することができました。参加者の皆さんにも楽しい思い出が残ったと思います。お世話になりました八栗寺の皆様方に感謝申し上げます。なお、参加者の感想はIpalogに掲載します。

第4回目の開催となった四国八十八ヶ所遍路体験を11月28日(土)に実施しました。今回は、屋島寺から八栗寺までを歩きました。暖冬のためか、もみじは今が見頃で、真っ赤に染まり、ケヤキの葉っぱがはらはらと舞い降りてくる風情のある遍路体験になりました。今回の参加者は、アメリカ6名、中国3名、イギリス2名、アイルランド1名、カナダ1名、ケニア1名、ニジェール1名の計15名が参加しました。

Yashima Maple.jpg平成211128日。曇り空の朝、7カ国から集まった15名のお遍路さんがことでん屋島駅から紅葉の屋島ふもとに向かっていきました。頂上にある屋島寺に着き、本堂と大師堂で参拝をしてから、周りの自然をゆっくり満喫しながら、かわら投げに挑戦してみました。

北風の 谷に向かいて かわら投げ

 

facing the valley,

throwing clay kawarake**

into the north wind


獅子の霊巌で、冷たい風を肌で感じ、穏やかな瀬戸内海を見ながら、俳句などを静かに読みました。


紅葉や 屋島の上で  詩よみけり

 

autumn's red colors -

writing poetry at the

top of Yashima


屋島から降りる前に、赤い葉が一斉にそよ風に揺れている一本木のもみじを発見しました。ろうそくの芯の上に踊っている炎のようでした。

                 

一もとの 燃える紅葉や 屋島道

 

road to Yashima

a solitary maple's

burning autumn leaves


屋島の頂上から、五剣山の中腹まで歩き、八栗寺のお堂に到着しました。お寺の副主職に暖かい話と温かい甘酒のお接待をいただきました。       

甘酒の もてなし受ける 秋遍路

 

autumn pilgrims and

a welcome helping of some

sweet amazake


八栗寺から降りているところ、見上げると五剣山のきれいな山肌がはっきり見えました。

 

ふ 空に聳える 五剣山

 

slopes all decked in red,

towering into the sky:

Gokenzan Mountain


 

 

クリス・マッケーブ