国際理解講座(中国結び)

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CIMG9239.JPG中国語の「結び」という言葉には、力、調和など情感にあふれるニュアンスがあり、「団結」「夫婦の契りを結ぶ」など、団らん・親密・暖かい人間関係などを表すときによく使われる。中国装飾結びの歴史は、遠く「漢」の時代までさかのぼることができる。漢の時代には、特に「双銭結」(あわじ結び)が頻繁に使われていたようだ。またそれに類似する「ボタン結び」も、近年発掘された漢代の壁画の中から発見されている。この種類の装飾結びが、現在のいわゆる中国結びの源流である。今、チャイナドレスに使っているボタンもこの中の一種である。特に、お正月の時、おめでたいためによく飾られる。

平成20年11月28日、アイパルでの国際理解講座を機会に中国結びの由来などについて紹介して、皆さんと一緒に「同心結び」の結び方を<学んでいた→学んだ>。「同心結び」は「夫婦の契りを結ぶ」という良い意味を含めているから大人気である。今度皆一緒に中国お正月の歌を聞きながら結んでいた。終わりに、嬉しそうに自分の作品を持ち帰った。

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