2010年9月アーカイブ

駐日欧州連合代表部広報部長ルディ・フィロン氏が副知事を表敬訪問しました。同氏は香川EU協会・(社)香川経済同友会の共催によるEU講演会で「日・EU関係の近況」をテーマに講演しました。

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歓迎の挨拶をする高木副知事。

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挨拶をするフィロン氏。90年代に東京で勤務されたことがありますが、香川県に来るのは初めてです。東京に比べて緑が多く、美しい風景が印象的で、母国のオランダを思い出させるそうです。挨拶の中で、香川が世界的な文化レベルにあることや日本の若者にEUで留学してもらいたいことなども話されました。

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懇談のアイスブレイカーは入室直後にプレゼントされたEUのピンバッジでした。副知事は早速、バッジをつけました。バッジの12の星はEUの象徴(完璧さ・充実を表す)であり、国の数を表すわけではないので増えたり減ったりすることではないそうです。

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EUは欧州石炭鉄鋼共同体から始まり、現在は加盟国が27カ国になっています。国による違いを乗り越え、共通の目標を持ち結束することが大切だ、とフィロン氏は強調されました。現在の不景気は第2次世界大戦後最大の危機と捉えているが、金融機関の監視強化、EUの強みであるハイテク、イノベーションにより、これまで同様この危機を乗り越えると述べられました。

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最後に記念撮影をしました。

「持続可能な農業へ移行すること」を農業振興策の課題としてとらえ、 1)農業の担い手育成の仕組みを理解すること(人材育成) 2)「持続可能」な農業技術及び農場経営に関する考え方を習得すること(農業技術) 3)農産物の販売形態を理解すること(販売システム)を目的に、財団法人オイスカ四国研修センターで研修を行っている太平洋諸国7カ国(パプアニューギニア7名、フィジー3名、バヌアツ1名、パラオ2名、トンガ2名、ソロモン諸島4名、ミクロネシア1名)の国家発展を担う青年が高木副知事を表敬訪問しました。

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歓迎の挨拶をする高木副知事

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表敬者を代表して、挨拶をするパプア・ニューギニアのマーシャル・サンサンジオさん。西ニューブリテン州政府の地域開発担当者です。

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出席者一人一人が自己紹介。写真はフィジーのフィリップ・ボラキス・バイニモリさん。

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その後行われた懇談は最初のうちは静かでしたが、次第に活発な質問が続き、終了予定時刻をオーバーしました。写真はパラオのグレゴリー・メイアさん。パラオには美しい海があり、マグロがよく取れるそうです。

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