2010年11月アーカイブ

まんのう町国際交流協会が招へいしたネパールNGO団体マイティ・ネパールの一行が11月15日~25日の日程で来県し、地元の小中学生、住民と交流事業を行います。この来県に際し、副知事を表敬訪問しました。

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歓迎挨拶をする高木副知事。

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マイティ・ネパールの代表アヌラダ・コイララ女史は、ネパールと日本の子どもが文化交流をし、お互いに勉強してほしい、と熱心に話されました。コイララ女史は、マザーテレサを崇拝されており、貧しい恵まれない子どもたちや社会的弱者の女性の救済活動をされています。

未来は子どもたちが作るものであり、一緒に来日している子どもたちが帰国して他の子どもたちに自分たちの経験を伝え、交流の和を広げてほしい、と述べられました。  また、現在は子ども中心の交流ですが、これからはネパールに興味のある人々と交流を広げたいという希望を持たれています。

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コイララ女史と一緒に来県した子どもたちが、一人一人日本語で挨拶しました。前列のお二人はマイティ・ネパールのスタッフ。

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まんのう町との交流は10年前から始まったそうです。今回来県した一行は明日から地元の小中学校、住民との交流を開始します。

坂道になると少し疲れた様子です。

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やがて白峯寺に到着。本堂へ向かう階段を上ります。紅葉したもみじが鮮やかでした。

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白峯寺の本堂前での集合写真

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白峯寺を出発する一行。

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十九丁を過ぎたあたり。この辺りまで来ると、疲れた人も出てきて、先頭と最後尾の間がずいぶんと開きました。

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第6回の遍路体験を11月14日(日)に実施しました。ふもとの国分寺ではまだ木々は緑でしたが、五色台山頂にある白峯寺や根香寺では紅葉が見ごろを迎えようとしていました。

今回は、東ティモール大使館からソアレス書記官が参加されました(写真右端)。前日には栗林公園を訪れ、その美しさを賞賛されました。遍路体験では健脚を披露され、全ルートを踏破されました。来日してまだ3ヶ月のソアレス書記官にとって地方を視察するよい機会であったことを願います。

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6回目を迎え、すっかり定着した文化振興課片桐課長補佐(写真右端)の講話で遍路体験を開始しました。「四国八十八箇所遍路の成り立ち」に続いて、「参拝の作法」についてわかりやすく説明していただきました。

国分寺の本堂前で写真を撮りました。今回、アメリカ8名、カナダ3名、イギリス3名、東ティモール1名の15名の外国人が参加しました。

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まず手洗いで口をすすぎ、手を洗い、身を清めます。

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駐大阪中華人民共和国総領事館の鄭祥林(テイ・ショウリン)総領事が、四国華僑華人連合会主催の文化交流シリーズ講座において特別講演をすることに合わせ、浜田知事を表敬訪問されました。

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歓迎の挨拶をする浜田知事。挨拶の中で、中国の春秋航空と進めている高松と上海を結ぶ路線についても触れられました。

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鄭総領事(写真中央)は、高松と上海の新しい航空路線は次に開設される可能性が最も高いのではないか、と述べられました。 これからの日中関係は経済面にとどまらず、人的交流を広げることが必要であるという考えを表明されました。中国では海外旅行がブームになっており、観光、買い物、レジャーに関心が高まる中で、神社仏閣や瀬戸内海などの文化資源を持つ四国は魅力的だそうです。

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また、日中両国が友好交流を深めることが世界平和につながる、と述べられました。

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最後に、記念写真を撮影しました。

在大阪・神戸アメリカ総領事館のエドワード・ドン総領事が知事表敬のため来庁されました。総領事館では、所管する府県を在任中に訪問することにしているそうです。ドン総領事は四国には来られたことがありましたが、香川県に来るのは初めてです。

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知事は挨拶の中で、閉幕間近の瀬戸内国際芸術祭、彫刻家イサム・ノグチの母をモデルにした映画「レオニー」、アメリカに渡った軍艦「咸臨丸」の水夫が香川県の塩飽諸島出身であったことなどを紹介されました。

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総領事は、香川県は自然が豊かで歴史があると述べられ、大学時代に源平合戦の戦場となったことなどを学んだ、と話されました。 残念ながら、一般のアメリカ人には香川(四国)のよさがまだまだ知られていないので、四国の自然をPRしていきたい、と述べられました。アメリカでも不景気の影響で日本への観光客が減少しているそうです。

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総領事はこれまで、瀬戸内国際芸術祭へ足を運ぶ時間が取れなかったようです。知事は芸術祭終了後も見ることができる施設や作品があるので、是非もう一度訪れてほしい、と述べられました。

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最後に記念撮影をしました。

新しく就任した浜田知事に挨拶をするため、駐神戸大韓民国総領事が香川県庁を訪問されました。金永俊(キム・ヨンジュン)総領事は、昨年12月以来の香川県訪問です。

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歓迎の挨拶をする浜田知事。

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総領事は、挨拶の中で浜田知事が8月の選挙で当選されたお祝いや瀬戸内国際芸術祭の成功に感心していることなどについて話されました。

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総領事は、21日に瀬戸内国際芸術祭の会場となっている直島のリー・ウファン美術館や地中美術館を視察し、美術館・文化財の素晴らしさに感銘を受けられたそうです。これからも観光や大学等の交流がますます盛んになることに期待を表明されました。  知事からは、現在制作中の日中韓共同制作ドラマのうち、2話が高松を舞台にして撮影が行われる予定であり、韓国でも放映されることを紹介されました。また、韓国からクルーズ船ツアーを招き、県内を観光してもらいたい、という希望を述べられました。

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最後に記念撮影をして、表敬は終了しました。

多くの開発途上国が農業中心の経済であり、農業生産や家内工業に女性が大きな役割を果たしています。持続可能な地域開発のためには、草の根レベルで女性の自立を促進し、地域の資源を利用して収入を得る技術を身につけることが必要です。JICA主催の「農村における女性の経済的エンパワメント促進のための農産物加工品の開発及びマーケティング」コースに参加するため8カ国(ザンビア、アフガニスタン、東ティモール、トンガ、スリランカ、ソロモン、パキスタン、ミャンマー)11名の研修生が来日しました。このプログラムは、財団法人オイスカ四国センターが独立行政法人国際協力機構(JICA)から委託を受け、実施されました。

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研修生に歓迎の挨拶をする川池公室長。手前は国際交流員のクリス。公室長は講義、体験、視察等を通じて、研鑽を積み、知識や技術を身につけてもらいたい、と挨拶しました。

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表敬者を代表して、トンガ王国のフィナウ・ビィニオラ・フェフォラウさんが挨拶をしました。香川県は町並みがきれいなことや戦後60年でハイレベルな社会に発展した日本に感心している、と述べられました。

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表敬者一人一人、自己紹介をした後、懇談に移りました。ザンビアのゼンゲニ・タファラさん(写真中央)は、マーケティング・システムを学び、一村一品運動を展開したい、と抱負を述べられました。 また、果物が多量に余るので、保存方法や加工方法を学びたいという意見が出ました。

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最後に記念撮影をしました。

西スマトラ州では農業・畜産・水産業の生産流通における近代化を進めることが緊急の課題となっています。この度、同州知事が日本の農業・畜産の生産流通視察研修のため来県し、知事を表敬訪問しました。

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歓迎の挨拶をする浜田知事。知事から、「優れた農業技術や意欲ある農業者の創意工夫により、香川県には全国に誇れる数々の農産物がある」と紹介されました。

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イルワン・プライノ州知事は、「インドネシアは資源が豊富であるが、技術が立ち遅れており、農業の産業育成を図り、人的な交流をしたい」と述べられました。

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懇談の中で、インドネシアの人々は日本人に好感を持っていることや、香川県民には懐かしい宇高連絡船が今なお現役でスマトラの海で活躍していることが紹介されました。

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最後に、記念撮影をしました。