2010年12月アーカイブ

香川県農協が2007年5月にラオスからの第1期農業技能研修生12名を受け入れて以来、今年8月には、香川県農協から受入れ事業を引き継いだファーマーズ協同組合並びにアグリ事業協同組合の監理団体(受入れ団体)が第6期生13名の実習生を受け入れ、現在38名が県内農家で農業技能実習をしています。この度、財団法人国際研修協力機構(JITCO)東京本部国際部からの依頼をうけ、ラオス労働社会福祉大臣を含むラオス政府関係者による農業技能実習の状況や香川県の農業の視察を行いました。この来県に際し、浜田知事を表敬訪問しました。

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前日まで茨城県で視察をした一行は、この日の午前中に高松に到着しました。さぬき市の受入農家でしいたけ栽培やトマト栽培の様子を視察した後、知事表敬のため県庁を訪れました。

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歓迎挨拶をする浜田知事。

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挨拶をするオンチャン・サンマウォン労働社会福祉大臣。大臣からは、ラオスの研修生を受け入れていることへの感謝の言葉があり、これからも研修生の受入を拡大してもらいたいと述べられました。

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財団法人オイスカ四国研修センターで研修を受けているアフガニスタン青年18名が、知事公室長表敬のため県庁を訪れました。

この研修は、財団法人オイスカ四国研修センターが独立行政法人国際協力機構からの委託をうけ、アフガニスタン・イスラム共和国の国家発展を担う青年に研修を行うものです。「地域における中小企業振興コース」の研修では、四国における地域振興の事例及び、地域振興を成功に導くための地方行政の役割や、民間との関わり、JAをはじめとした日本の様々な流通システムなどを紹介します。その中からアフガニスタンの復興・発展のために役立ててもらうことを目的にしています。研修生の皆さんは、12月6日(月)から12月23日(木)まで日本に滞在します。

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最初に、知事公室長が歓迎の挨拶をしました。

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研修生を代表して、ラハマニ・ファルマヌッラー氏(写真中央)が挨拶しました。香川県が地域の特産品を通じた地域振興や環境保全に力を入れている様子など、これまでの研修の印象などについて話されました。

一人一人自己紹介した後、懇談となり、研修生から香川県の「観光政策」「予算」「人口減少に対する対策」「女性の雇用」などについて活発に質問が出ました。知事公室長からは研修生に対して「香川年の印象」などの質問をしました。

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自己紹介するエサーミ・サイッド・ジャマル氏。